大家のプーさんです。
おかげさまで、人生で初めて大家として開催するセミナーは、スタッフを含めて100名で満員となりました。まさかこうなるとは想定しておらず、皆さまには感謝しています。
では、本題に入ります。
「浪費」と「投資」を区別すること
私がいちばん大事だと思っていることがあります。それが「浪費と投資」の区別です。
一つ言えるのは、固定費を抑えて生活する術を身につけることは、とても大事だということです。
今、不動産投資をまだしていない方、もしくは資産が100万円前後しかないという方が、今だからこそできる準備があります。知識を蓄えることと、表題の「浪費と投資」の違いを知ることです。
100万円くらいの資金では、投資でお金を増やすことはまだ難しい段階です。それでも、「節約」という最強の術を体に染み込ませられるのは、この段階ならではだと思います。
「お金がない」と落胆せずに、この段階でこそできることをしていただきたいと思います。
私も最初は100万円も持っていませんでした。私がすごいと思う人でも、社会人になったばかりの頃からまとまったお金を持っていた人は、きっと少ないはずです。「お金がない」という状態は、誰もが通る道だと思います。
年収が上がっても、「派手な生活」はできませんでした
まず、お金について私が思うことです。
私は20代で、世間的には良いと言われる年収1,000万円を超えました。ただ、1,000万円を超えても、2,000万円を超えても、まったくゴージャスな生活ができる気はしませんでした。
私が貧乏性なこともあるかもしれませんが、2,000万円を超えても、「余裕のある生活」はできますが、「派手な生活」はできません。
余裕のある生活というのは、コンビニやスーパーで値段を気にせずに買い物ができる、ということです。ブランド品を買うときには、値段をとても気にするような生活です。
実際、平均よりも稼げるようになって変わったのは、コンビニでコーヒーを飲みたいときにすぐ買うようになったことと、ビールが金麦からエビスに変わったことくらいです(そのビールも、最近は月に2回ほどしか飲まなくなりましたが)。
スーパーカーに乗るのは、年収1億円の人や、車の転売がうまい人でないと難しいのではないか、と私は思いました。
ちなみに、私は何にでも挑戦して頑張りたいとは思っていますが、以前も今も、年収1億円(借入などのない、純粋なもの)になるのは本当に難しいことだと思っています。
自分に線を引きたくはありませんが、「浪費」については、身の丈を知っておかなければ後から後悔します。
会社を潰す経営者の2つのパターン
身の回りの経営者で、会社を潰すパターンは、大きく分けて次の2つでした。
①そもそも経営能力がない。
②稼ぐ能力はあるが、浪費の仕方もまた並外れている。
①はそもそもすぐに潰れますので、話にも上がりません。多いのは②のパターンです。
だからこそ、「浪費と投資」の区別は、早いうちから身につけていただきたいと思います。
そもそも私は、交際費以外にはお金を使わないタイプです。今でも浪費はしませんが、20代前半にお金がなくてひたすら節約をしていた時代があったからこそ、本当のモノの価値がわかるようになったのだと振り返っています。
その頃より稼ぐ今でも、ランチ2,000円以上は高いと感じますし、ディナー1万円以上も高いと感じます(1人あたりの金額で)。お金に少し余裕ができた今なら、月に1回くらいなら良いと思いますが、毎日とは思えません。
「節約」と言うと聞こえは良くありませんが、固定費の削減を自分の体に落とし込むことは、とても大事な要素です。これは、後々にも生きてきます。
稼ぐことと同じくらい大事なこと
また、稼ぐことと同じくらい大事なのが、税金の知識と、貸借対照表をどうつくるかということです。
この「貸借対照表」を組み立てるうえで、稼ぐ、使う、投資する、貯める、という要素が大きく効いてきます。
ときどき、無駄な経費を使いすぎて、稼いでも水の泡になっている人がいます。会社の経営では、「固定費の削減」と「浪費をせずに投資する」という観点が欠かせないと考えています。
同じお金の使い方でも、浪費と投資に分かれます
たとえば、私がキャバクラに行くのが趣味だったら、それは浪費です。でも、5万円のキャバクラに行った次の日に、なぜか毎回10万円以上を稼げるなら、投資だと思います。
取引先の人をキャバクラに連れていくと必ず物件が安く買えるなら、それも投資です。
これは取引先の例ですが、社内でも同じです。良い結果を出しても何もしてくれない上司より、「成績が良かったから、良いところに飲みに行こう。今日は私のおごりだ。こんなときくらい払わせてくれ」と言ってくれる上司のほうが、きっと皆に好かれます。
これも、社員のモチベーションを上げるための投資です。おいしいものを食べること自体が目的ではありません。
投資とは、「そのお金を使えば、何かの価値(もしくはお金)を生み出すもの」だと思っています。
私はキャバクラについては特に何とも思っていませんが、これまでに何回も行っています(妻も読んでいて、将来は娘に見せようとしているブログに書くことではないかもしれませんが)。
ただ、それは物件が買えるからです。
私が物件を安く買えるのは、仲良くなって深い関係になり、「物件を買わせてくれたら、キャバクラなどで豪遊しましょう」というパターンか、次の方法です。仲が良いところまで行かない方からは、だいたい次の方法で買わせていただいています。
このように、同じお金の使い方でも、得られるものがまったく違います。片方は浪費で、片方は物件を買うための投資です。
結局はキャバクラに行っているおじさんが、偉そうに言えることではないのですが。
車も同じです。スーパーカーの転売をしている経営者がたまにいますが、5,000万円のスーパーカーを買って7,000万円以上で売ったら、それは投資です。5,000万円のスーパーカーを買って、ただ自分で乗っているだけでお金を生み出さなければ、「浪費」ということになります。
中古車を10万円で買ったとしても、移動でどんどん使えば投資です。家に置いているだけで使わなければ、安く買っても浪費です。
この感覚が大事だと考えています。お金がない頃は単なる節約にしか思えませんでしたが、あの頃の節約が、今では「経営能力」と呼べるものになりました。
有効な投資にお金を使っていただければと思います。
※この記事は2020年に書いたものです。制度や数字は、その後に変わっている場合があります。
