大家のプーさんです。
※ この記事は2020年に書いたものです。今の私の方針とは違うところもありますが、当時の考えとしてそのまま残しています。
これまでに、次の2つについて書きました。
「現金でしか押さえられない物件」

「融資で攻めるべき物件」

※ ブログの埋め込み機能を、今回初めて知りました。少しずつ、ブログの使い方にも慣れてきています。
Contents
現金がないときの策として、ノンバンクがあります
結局のところ、本当に良い物件は現金で押さえられてしまいます。それに勝つには、こちらも現金を用意するしかない、というのが私の結論です。
とはいえ、「手元にお金がなければ、それで終わり」です。では、策は「お金を貯める」以外にないのでしょうか。
それを解決するのが、この記事のテーマです。「ノンバンク」について書きます。
ノンバンクとは
ノンバンクとは何か。wikipediaには、こう書いてありました。
銀行ではない信用供与、つまりシャドー・バンキングを業とする。預金により貸付原資を調達する銀行(バンク)に対し、貸金業事業者は預金による資金調達を行わない。
一言で結論だけ言うと、通常の銀行よりも金利が高く、金利が高い分、リスクも高いということです。
これは、高利回りの物件と似ています。利回りが高い分、どこかに難点がある。難点がある分、リスクも高い。
私がおすすめしているのは、「その難点を解消する方法をたくさん知っておけば、リスクはできる限りつぶせる」という投資です。
ノンバンクのリスク
ノンバンクも同じです。いちばんのリスクは「金利が高い」こと、次のリスクは「返せなくなったときの取り立てが厳しい」ことです。
一般的には、やめたほうがよいと言われています。私も、人から聞かれたら「やめておいたほうがよい」と答えます。とくに「対面で聞かれたら」、まずそう答えます。
なぜかというと、「人に聞いて判断するような人は、結果が出たときにも人のせいにする」からです。
ですから、1対1の場面で背中を押すようなことは、めったにしません。私にとってのメリットはほとんどないのに、リスクが大きいからです(昔、嫌な思いをしたこともあります)。
それでも、私はノンバンクが好きです
とはいえ、それではこのブログを書く意味がないので、ノンバンクについてもう一度お伝えします。
私は、通常の金融機関の融資よりも、ノンバンクのほうが好きです。なぜなら、「長期保有目的」以外の物件とは、とても相性が良いからです。
ノンバンクの良さは、これに尽きます。持ち込んでから1日後には融資条件がほぼわかり、3日後にはお金を貸してくれる。この1点です。
現金で早く買うといっても、決済が3日以内になることは、かなりまれです。
現金がない。でも、目の前には高利回りの物件や、間違いなく転売益が出る物件がある。
こういうときは、あきらめるか、ノンバンクを使うか。選択肢はこの2つしかないと思います。
注意していただきたいこと
私は自分でリスクを負うので、ノンバンクを利用しています。ただ、「投資は自己責任」の意味がわからない方は、ノンバンクを利用しないでください。
それから、保有戸数が5戸に満たない投資家の方や、自分の投資レベルが中級未満だと思う方は、できれば避けたほうが無難かと思います。
準備と決断
日ごろからの準備と、いざというときの決断。これが、自分を高いレベルに持っていける、ただ一つの方法です。
詐欺は「ハイリスク・ノーリターン」ですが、ノンバンクは「ハイリスク・ハイリターン」です。
高利回りの物件と同じように、そのリスクは何なのか、どうすれば解消できるのか。これを考えることが、現金がないという問題を解消する、多くの人にとって使いやすい、たった一つの方法かもしれません。
準備とは、たくさんの場面を想定して、刀を選び分けておくこと。そして、選んだ刀をすぐに抜けるよう、研ぎ澄ましておくことです。
決断とは、その瞬間が来たら、磨いた刀から瞬時に適切な一本を選び、鞘から抜いて斬ることです。
娘が読むかもしれないブログに、あえて書いた理由
このブログは、10数年後に娘が読むことになるかもしれないものです。そんなブログに、父親の私が「ノンバンクは使いようだ」と書くことには、少し迷いました。
ただ、本当の投資家とは、リスクを判断できる人だと思います。
買わずに資産形成が遅れるリスクを取るのか。それとも、ノンバンクの「リスクを知ったうえで」使うかどうかを検討するのか。
何事も、知っておかなければ有効に使うことはできないと思います。そう考えて、今回は踏み込んだことを書いてみました(毎回、わりと踏み込んでいる気もしますが)。
※ 融資やノンバンクに関する内容は、この記事を書いた当時の一般的なものです。借入の条件や可否は個別の事情によって変わりますので、実際の判断は金融機関や専門家に相談してください。
