事務所の小口現金や、受け取った現金の出入りを記録する帳簿です。入金と出金を1行ずつ書くだけで残高が出て、月ごとのまとめと実際の現金との照合は、別のシートでできるようにしました。
現金は、動くたびに書いておかないと、月末に数えて合わなかったときに原因が分からなくなります。ここだけは後回しにしないで下さい。
Contents
このひな形に入っているもの
- 「出納帳」のシート:期間、繰越残高、日付・科目・摘要・入金・出金・残高・証憑番号の明細(記入例の行のほかに70行)、入金と出金の合計、帳簿上の現金残高
- 「月別集計」のシート:集計を始める月から12か月分の、繰越・入金の合計・出金の合計・月末の帳簿残高・月末の実際の現金・差額・照合(「一致」か「差額あり」)
書き方のポイント
- はじめに、前月からの繰越残高を入れます。
- お金が動いた日付順に、入ったお金は「入金」、出ていったお金は「出金」に書きます。残高は自動で計算されます。
- 科目は、現金売上・家賃収入・雑収入・仕入・消耗品費などからプルダウンで選べます。使いたい科目がないときは、直接書き込んでもかまいません。
- 預金から現金を引き出したときや、現金を預金に入れたときも、「預金からの引出し」「預金への預入れ」として記録します。
- レシートや領収書に番号を振って「証憑番号」に書いておくと、あとで探すときに助かります。
- 「月別集計」の「集計を始める月」には、2026/4のように年と月を入れます。出納帳の日付は、文字ではなく日付として入力して下さい。文字で入れた行は、月ごとの集計に入りません。
- 月末に財布や金庫の現金を数えて「月末の実際の現金」に入れると、帳簿と合っているかどうかが表示されます。
気をつけたいこと
記入例の行の金額は、残高や合計の計算に入ります。使い始める前に、消すか上書きして下さい。
差額が出たときは、レシートの書き漏れや、入金と出金の入れ違いがないかを先に見直して下さい。原因の多くは、このどちらかではないかと思います。
シートには、帳簿の保存期間について、法人は原則7年(欠損金のある事業年度は10年)、個人事業の方は異なることがある、と書いています(2026年10月時点)。ご自身の場合の保存期間や保存のしかたは、税理士さんか税務署に確かめて下さい。
※ 税金に関する内容は、2026年10月時点の一般的なものです。個別の事情によって扱いが変わりますので、実際の判断は税理士など専門家に相談して下さい。
あわせて使いたい書類
預金や小口現金の記録も、同じ考え方の書式でそろえています。
- 預金出納帳
- 小口現金の管理表
- 通帳と帳簿の照合表
ひとつだけお願いがあります。月末に合わなかった差額を、雑損や雑収入で埋めて終わりにするのは避けて下さい。金額が小さくても一度は原因を探しておくと、翌月から同じずれが起きにくくなります。
ダウンロード
Excelファイル(.xlsx)で、「出納帳」「月別集計」「このひな形について」の3つのシートを入れています。
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