物件の部屋ごとに、誰が・いつから・いくらで借りているかを一覧にした表が、レントロールです。物件を買うときに売主側から受け取ることもあれば、融資の相談や売却のときに、こちらから出すこともあります。
このひな形は、部屋ごとの契約と家賃を1行ずつ入れていくと、入居率や満室を想定した年収まで出るようにしました。
Contents
このひな形に入っているもの
- 物件名、所在地、構造・築年月、この表の基準日
- 部屋ごとの明細(25行。1行目は記入例):部屋番号、間取り、面積(㎡)、入居者、契約開始日、契約期間(年)、契約満了日(自動)、家賃・共益費・駐車場・敷金(円)、入居状況、月額合計(自動)、備考
- 入居状況のプルダウン(入居中・空室・退去予定)
- 集計:月額合計(満室想定)、戸数、入居中の戸数(退去予定を含む)、入居率、現在の月額合計と年額合計、満室想定の年収
- 見出しの固定と絞り込み(フィルター)、表の下の「この表の使い方」
書き方のポイント
- 一番上に物件名と所在地、それと「この表の基準日」を入れて下さい。レントロールは、いつ時点の数字かで意味が変わります。日付のない表は、相手に渡さないほうがよいと考えています。
- 部屋ごとに1行ずつ、青い文字のところへ入れます。契約開始日と契約期間(年)を入れると、契約満了日が自動で出ます。12月9日に始まる2年契約なら、2年後の12月8日です。契約書の日付と違うときは、契約書を優先して下さい。
- 空室の部屋は、入居状況を「空室」にして、家賃の欄には募集している家賃を入れます。満室想定の年収は、この募集家賃も含めた全戸の月額合計の12か月分です。
- 入居率と現在の月額・年額は、「入居中」と「退去予定」の部屋で数えています。
- 入居者の欄は、氏名を書かずに「Aさん」「法人」のように書いても構いません。
気をつけたいこと
「満室想定の年収」は、空室がすべて募集家賃で埋まった場合の数字です。実際に入ってくる家賃とは別物だと考えて下さい。
買う側でレントロールを受け取ったときは、空室の募集家賃が相場に合っているか、入居中の部屋の家賃が最近の募集家賃とかけ離れていないかを見て下さい。表の数字は、売る側が入れたものです。
退去予定の部屋は入居中として数えています。近く空く部屋があるときは、備考に退去予定日を書いておくと、表を見た人の誤解を防げます。
銀行や買主さんに渡すときは、個人が分かる書き方を避けます。入居者さんの氏名や勤務先が残ったまま外に出ることのないよう、送る前に一度見直して下さい。

物件を買うときも売るときも、相手が最初に見たがるのがレントロールだと思います。表の家賃と通帳の入金が合っているかを、年に一度は照らし合わせて下さい。数字が合っていない表は、どちらの立場でも信用を落としてしまいます。
ダウンロード
Excelファイル(.xlsx)です。1行目に記入例が入っていますので、お使いになるときは消すか上書きして下さい。色の見方と使い方は、最後の「このひな形について」のシートで説明しています。
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